識者の意見 人間社会への惨禍のリスク 原発

昨夜、知り合いからYoutubeを見ろとのメール。


3.22参院予算委員会公聴会・午後 - YouTube



3時間もの長いビデオなので全て見るのは大変。
30:40-43:35の村田光平さんの発言、
その後の53:00までの質疑を聞いて
非常に同感。


村田光平さんは、
地球システム・倫理学会常任理事 元駐スイス大使
という肩書きで、以前から原発のリスクを指摘してきた方。


このビデオでの村田さんの発言を
文章で紹介しているブログ。


原子力独裁者たちが断末魔の叫びを上げる日がやってくる
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1198.html

現在、日本、そして世界が危機的状況に直面しているかということであります。
人間社会が受容できない、この原発のもたらしうる惨禍のリスク、これをゼロにしなければならない、と私は福島事故は全世界に想起させつつあると信じております。

この燃料プールが、もし崩壊して、1535本の燃料棒が大気中で燃えだした場合には、果てしない放射能が放出されると。
もちろん、東京は住めなくなるわけです。

1号から6号、共有のプールがございまして、それは4号機から50メートル離れたところでございますが、そこに、なんと6375本の燃料棒が収められていると、いうことであります。
まさに、この4号機が事故を起こせば、世界の究極の破局の始まりと言えるわけであります。



原発のリスクは、
原発の地域だけの問題ではなく、
また日本だけの問題でなく、世界の問題
だと以前から思っていた。


今の日本の原発への対応のスピードでは
世界から日本への不信感がつのり、
世界から逆封鎖されるか、
日本には解決策を任せておけないと
日本の国としての統治を乗っ取られると思われる。


原発は未だ技術的に完全に制御できる技術ではなく、
また日本は地震といういつ起きるか判らないリスクがある。
だから原発を稼動するには、リスクが大き過ぎる。



政府の対応も問題だし、
マスコミなどでの報道の方法も問題だ。