7.29脱原発国会大包囲に参加して思ったこと

16時頃に日比谷公園到着。
既に結構な数の人々。
以前に参加したときと同じように、
殆どの人が労働組合などのグループでの参加のようで、
一人だと居場所がない感じ。


日比谷公会堂の裏の階段上の方に座って動き出すのを待つ。

労働組合の旗の下に集まった人々が、シュプレヒコールというのか声がけをしている。
1つのグループが非常に上手く、皆がその掛け声に合わせている。


1時間以上待って、やっと最後の方になって、個人参加のような人々が増えたので、
最後の方に並ぶ。
それでも公園を出るには時間が掛かった。


勧銀前に右翼のような人々50名ほどが気勢を上げている。


そのまま進んで東電本社前では
逆に原発反対派の人々が奇声を上げている。
共に、余り考えもせずに、ただ叫んでいる様子。
意味があるのだろうか?


新橋駅脇の道を、霞ヶ関方面へ行き、虎ノ門前で右折して、
日比谷公園へ戻ってデモは終了。


歩きながら、こんなことをしても効果があるのかと考えてしまう。
反対者の数が多いことを示す意味はあるが、
既得権、現状の制度で利益を得ている、
官僚、企業、政治家は変らないだろう。


皆、野田首相は直ぐに辞めろとか言っているが、
誰かに代わっても、現状は変らないだろう。


原発を直ぐに廃炉しろとのシュプレヒコールも多かったが、
廃炉したとしても、その後の処理とかは難しいな。


などと思って考えて歩く。
一番いいのは電気を使わないようにして、
東電が儲からなくなる、電力消費量が本当に減って、
誰が見ても、原発が不要になるのが一番かなとも思う。


日比谷公園に帰り着くと、今度は国会時議事堂へ向かう。


沢山の人で、行き着くまでが大変。
それも、真っ直ぐに行けず、三宅坂へ回ってから国会時議事堂へ向かう。


先週の金曜日夜と同じような場所。
今度はいっぱいの人で、国会議事堂まで行き着かない。
その手前でいっぱいの人で止まってしまった。
歩道だけを使うようになっていたが、
書道まで人があふれ出した。


ここであきらめて、帰ろうと思った。
帰る人も多い。


本当に毎週の金曜日夜の人出より、あるかに多い人。



しかしもっと効果的な手段はないのだろうか。
私はデモに参加するより、今まで勉強してきたことをまとめて
原発の仕組みの問題、日本での原発を使うことの問題、
官僚・電力会社などの規制・運用・建前などの問題
などの解説作った方がいいのかとも思っている。