簡単そうだが、言葉を選ぶのは難しい 話し方! こう変えればうまくいく

◎ 話し方! こう変えればうまくいく パワートーク36の技術


この本も、どこかのブログで紹介されていて、
興味があって読んだ。


7章に分けて、36の話し方を説明。
それぞれの終わりに、同じ話し方の悪い例、良い例が列挙されている。


それぞれの説明は判り易いし、例も判るが、
実際に使うときには、言葉の選択が難しそう。
多分、訓練が必要なのだろうな。


と思っていたら、
著者もできていないとのエピソードが出てくる。


でも、話し方、言葉遣いで仕事、
相手との付き合い、子供の伸びなどが変わると思う。



39ページ

パワフルな話し方をするための第一歩は、自分のネガティブな習慣や、自分が使っているパワーのない言葉に気がつくということだ。



58ページ

毎日ほんのわずかな時間で良い、あなたが何に目を留めたか、それをなぜ素晴らしいと思ったかを伝えよう。ほめたあなたも、ほめられた相手も、気分が上々になること、間違いない。



145ページ

「・・・できません」の代わりに、「・・・できます」という言葉への言い換えが可能である。「・・・できません」と言う言葉は口から出たとたん、聞き手との間にバリケードを築き、対立を生む。

ポジティブか話法は相手に理解されやすいし、親しみやすさで、協力的な態度、顧客へのサービス精神が表現できりる。



163ページ

誰でも、人に非難されたり反対されればおもしろくない。自分の意見や提案に「反対だ」と言われれば、つい、態度を硬化させたり、けんか腰になったりする。人と協力したいと思うなら、「反対する」と言う意味の言葉は使わないこと。そのつもりがなくとも、自分は批判されている、自分の考え方は正しくないと言われていると、受け取られやすいからだ。「あなたの考えは理解できる。私に別の考えがあるのでいっしょに検討しよう」と言えば、相手も快く協力してくれるだろう。

自分の意見のほうが相手の意見より優っていると主張するより、人の意見も受け入れて、自分の意見といっしょに検討しよう。両方の長所を生かして、もっとよい案にするのだ。



170ページ

人を満足させたいときに一番良い方法は、約束した以上の物を届けることである。通信販売でセーターを買ったところ、配達は3週間後と言われていたのに10日後に配達されれば、あなたはとても満足するだろう。・・・・
私たちは、人は、少なくとも約束したことくらいは守ってくれるだろうと期待する。約束してくれた時間より早くしてくれれば相手に好感を抱くし、やっく速より遅れれば悪感情をもつ。



175ページ

はい・いいえ回答式の質問の代わりに、複数回答式や自由回答式の質問をする癖を付けよう。あなたの行動のヒントとなる貴重な情報が手に入るから。



194ページ

本書をここまで読んできたあなたは、おそらく何度も思ったに違いない。「なんだ、この本の言っているテクニックは、単純だな」
・・・パワートークとは、・・・・ポジティブな話し方をすること、感謝の言葉を口にすること、ものごとの明るい面を見ること、責任を引き受けること、人と力を合わせること、言うべきことを率直に言うこと、本当のことを話すことを心がけるだけだ。
・・・・・これ以外に必要なのは、「人の名前を確認すること」「”どうぞ”と”ありがとう”を言う」「自分が間違っていたら、謝る」の、3つの基本だけである。

ここの数行に言いたいことは集約されているようだ。