ちっこいコンピューターを思い出した

今は娘の部屋になっている棚から追い出されたパソコン系の整理。


CDも沢山あって整理。
殆ど、MSのOSなどで捨てる。


昔の会社のアニュアルレポートのCD盤が出てきた。
これは残しておく。


Focusの95/10から96/11のCDが出てきて、
昔の記事を少々見た。
面白いものだ。
雑誌などをCD化して残しておくのはいい。



PC系。
SCSIなどケーブル多数。
これは使えないので捨てる。


モデム、数個。
思い出のモデムは取って置く。



右はSupr2400,左はHayes2400


アメリカに居た時、多分1987年に通販で購入したSupra2400。
150ドルほどだったと記憶している。
当時高くて変えなかったHayes2400は1000ドルとか2000ドルだった。
Hayes2400は1995年頃、当時勤務していた会社の本社に頻繁に出張し、
帰国直前にたった30ドルで購入した。
でも、一回も使ったことがない。
思い出だけだ。


10年から20年ほど前に
日本の、どこかのデータセンターで
まだこのモデムを使っているのを見かけた。
やはり名機なのだろう。


Supraはアメリカ赴任時に購入したが、
小さいので、その後の出張時に毎回も持って行った。
おかげで、ぼろぼろになってしまった。
外側は壊れたが、それでも使っていた。
良い機械だった。


昔はネットに接続するにはモデムは必須だったが、
最近は不要になってしまった。
ATコマンドも忘れてしまった。



昔から小さい機械を持ち歩いて、メモなどを取りたいと思っていた。
始めはカシオの電卓に何にかの機能の付いた機械を買ったが、
ゲーム以外は使わなかった。


その後に出たのが、HP95LXだった。



凄い機械で、1981年に発売されたIBM PCと同じ能力。
弱点は画面が通常のPCの4分の1。
横40文字、縦は忘れたが多分12行程度。
左右上下に動かして、
当時当たり前だった、1画面80x24文字が表示できる。


確か1991年発売で、日本にはなかったと思う。
1992年のアメリカ出張時に購入した。
始めダラスの店で見たが、購入せず。
その後、デトロイトに移動してから
サービス・マーチャンダイズというケネディー家系の安売り店で安い価格なのを発見。


South Fieldという町の店舗で聞くと、残念ながら在庫なし。
しかしPOSで調べてくれて、
在庫のある店を教えてくれた。


どこの店舗だったか覚えていないが、
急いで行って購入。
確か400ドル程度だったと思う。


この機械は楽しかった。
その当時、日本のHPでは販売もしないし、サポートもせず。
NiftyのHP Forumで話題になって、
ついに日本語化、ICのクロックアップまでする人々が出てきた。


確か、翌年にはHP100LXが発売され、
40x12と言うディスプレイの弱点は改善された。


これを直ぐに日本で購入した。
当時この系統では一番だった
新宿アドホックにあった紀伊国屋の植木さんから買った。
植木さんとお近づきになれて良かった。
でも高かった。
確か10万円ほど。


楽しい時代だった。


Dauphin DTR-1。



話には聞いていたが、
アナハイムでのCATVショーへ出張した時に、
近所のパソコン屋で始めて見た。


特に使う当てはなかったが、
400ドルだか500ドルなので、
2回ほど見に行って買ってしまった。


外装の箱も大きく、
ホテルで箱などは全て捨てて帰国した。


MSのWindows for Penで動くペンコンピューターだった。
ディスプレイ部分とペンだけで動く機械だった。


DOS/VだかWin/Vだか入れたが、日本語は動かず。
また電池の持ちが悪く、あきらめた機械。


使わなくなった大きなPCは自宅に残しておくには大変だが、
小さな機械は割りと楽だ。