痛快な謎解きハードボイルド 背いて故郷

◎  背いて故郷


何冊目になるのか志水辰夫の作品。
この作品も面白かった。
1985年に発表された作品のようだ。
当時は仕事でも忙しくて,
この手の本を読む時間がなかったのか志水さんの名前を知らなかった。


この話もまた船が出てくる。
私が志水さんの面白そうだなと思う本は
必ず船乗りとかボート屋の親父とか,船に関係した作品ばかり。


この作品も,インドネシアへ行っていた船乗りが
休暇で帰国し,
友人の死亡原因を突き止める話。


最後のどんでん返しが良い。
結局,途中で思った通りの犯人だった。


これでBookoff Onlineで何冊か購入した志水さんの本は読み終わった。
次は,しばらくは藤原新也さんかな。