PC文化論のような話 iPhone 衝撃のビジネスモデル

iPhone 衝撃のビジネスモデル - 岡嶋 裕史


iPhoneが良いな，欲しいなと思ってる。
前に，この本を買ってあったのを思い出して読んだ。


初めは，ユビキタスとかWeb2.0とかマウスとキーボードの
ユーザインターフェースなどの話に終始。
何なのかと思っていたら，
iPhoneのマルチタッチでのユーザーインターフェースの大革新，
携帯電話に乗せたことのビジネスモデルとしての素晴らしさ，
アップルのビジネスの方針など
非常に判りやすい。


書名の”衝撃のビジネスモデル”を説明するために
iPhoneだけでなく，PC，携帯電話の歴史的な流れ，ビジネスモデル，
PC,Windows，マイクロソフト，携帯電話会社などの戦略などなど
PCの文化論のような話にまとめられていて
非常に素晴らしい本でした。


著者，岡嶋 裕史さんの造詣，分析力，説明力などが素晴らしく，
他の本も読んでみたくなった。