久々の西部劇 アリゾナ無宿 / 逢坂 剛

○  アリゾナ無宿


久々に西部劇の本を読んだ。
久々でなく始めてかも知れない。


非常に単純なストーリ−で、
有名な賞金稼ぎに16歳の少女がからみ、
記憶喪失の剣豪の日本人が
お尋ね者を探して、アリゾナの田舎町を行き来する。


賞金稼ぎに剣豪と少女という組み合わせも面白い。
アリゾナのそれも田舎町、ツーソンしか聞いたことがない町ばかり。


肩のこらない気楽な内容で、
ハードボイルドと言うほどではないが、
面白く読んだ。
今日は雨なので、家で一気に読んでしまった。


こういう小説を2002年に書くと言うのも面白い。
もっと古い作品かと思っていた。


人物の設定、舞台などどうやって選ぶのだろうか。
作家というのも結構大変な仕事なのだろうな。