アナザーフェイス2

○  敗者の嘘 アナザーフェイス2: 2


アナザーフェイス2巻目。
1作目が面白かったので、2作目も購入して読んだ。
全5作。


期待して読み始め、
少々本当と思うような部分もあるが、快適な面白さで読み進む。


しかし終盤の結論が急展開で、
何となくすっきりしない終わり方。


読み終わって考えると、
初めから弁護士が殺人事件で自首するとか、
警官が被疑者を拉致して睡眠薬を大量に飲ませて放置など
設定に少々無理、難しさがあるようにも思う。


推理小説などは設定が重要だと思う。
推理小説は積み重ねられた設定で謎解きをする面白さがある。


読んでいる最中に
スピード感、変化、どんでん返しなどの面白さを感じても、
読み終わって設定などに違和感を感じると、残念だなと思う。


連作でも全てが良い、面白いという訳ではないだろう。
3作目も読んでみよう。