ミステリー

広告マンだったからこそ書けた広告ミステリー 「感染広告」

◎ 推理小説は大体初めの3割程度は我慢して読まないといけない。 初めの3割程度は、状況設定で、 その後段々と仕掛けに入って、謎解きになる。 こういう段階を経るので、 ページ数の少ない推理小説は面白くない。 ページ数が少ないので、仕掛けができたためだ…

「暗黒のL.A.」4部作の1作目 ブラック・ダリア

◎ ブラック・ダリア (文春文庫) 「暗黒のL.A.」4部作の1作目。 1947年1月15日に発覚した、未解決の殺人事件を題材にした刑事小説。 やっと読み終わった。 中盤後に主人公の刑事がおかしくなって、 刑事部署から追われて、制服警官でありながら 一人で事件を…

一族の物語 赤朽葉家の伝説

◎ 赤朽葉家の伝説 映画が評判とのネット記事から原作本 私の男 を読んで感激。 その解説から、この本、 赤朽葉家の伝説 を読んだ。 1953年から始まる、祖母、母、自分の3代に渡る女性を中心にした一族の物語。 サンガとかノブセ、サイガイと呼ばれる山に住む…

アナザーフェイス2

○ 敗者の嘘 アナザーフェイス2: 2 アナザーフェイス2巻目。 1作目が面白かったので、2作目も購入して読んだ。 全5作。 期待して読み始め、 少々本当と思うような部分もあるが、快適な面白さで読み進む。 しかし終盤の結論が急展開で、 何となくすっきりしな…

謎解きの面白さ

◎ アナザーフェイス: 1 読んでみたかった本。 刑事小説でありながら、ハードボイルドでなく、 相手に優しく対応して、事件を解決していく刑事大友鉄。 一人で小学生の息子を育てる刑事が、誘拐事件を解決。 疑問、想像、事実確認、証言、相手の対応などを 一…

面白いニューヨークの女性警官小説 二度殺された女

◎ 二度殺された女 / ドロシー・ユーナック著 ブックオフの105円本で題名に魅かれて購入した本。 女性刑事ミランダ・トレスが殺人事件の真相を追求していき、 組織的な裏社会にぶち当たる。 その不屈の闘志、謎を解き明かしていく過程、説明が面白い。 著者の…