朴在千、田村夏樹、藤井郷子@なってるハウス

副島さんの企画で、朴在千（per）田村夏樹（ｔｐ）藤井郷子（ｐ）

Park Je-chunとは知らないなと思っていたが、
会場のパーカッションの配置で判った。
PitInnだと思うが、大友さんのセットで聞いたことがある。
床に座って、周りを取り巻いたドラムセットで演奏するパーカッション。
非常に面白かった記憶があった。
スネアが4台、バス、シンバルンが2台ほどと小さなハイハット。
そしてドラと和太鼓風な多分韓国太鼓。

藤井さんがピアノのフタの下に頭を突っ込み、棒でピアノの弦をこする。
朴さんが合わせていく。
藤井−朴、田村−朴、そしてトリオで前半は終わり。
朴さんのリズムは、ジャズのリズムのように後ろノリでなく、
リズムにきちっと乗っていく演奏。
韓国の伝統音楽のリズム感なのか。
しかし、藤井さん、田村さんとの演奏では、インプロの素晴らしい演奏。

後半も同じように始まったが、最終の演奏が非常によかった。

やはり音楽もジャズ、インプロもアジアが一番ノッているようだ。
副島さんの朴さんへのインタビューで、
韓国ではインプロを演奏する場所が少ないとのこと。
インプロ系音楽は、いまや東京が世界一のようだ。
素晴らしい音楽を世界に知らしめる手段としてネットを使えればと思う。