今度は面白かった 深夜ふたたび

◎  深夜ふたたび / 志水 辰夫


1989年の作品。
自衛隊の幹部(?)がロシアに軍事機密を漏らす事件から
本人の逃走を助ける話が中心。
昔のベトナム戦争時代に米軍兵の逃亡幇助した車の運転手が
再度使われる。


前の2冊よりは面白かった。
余り時代を感じさせない作品。
男のこだわりを現した作品だと思う。


この作品は、自衛隊と軍事機密などが題材で、
志水さんは国家への反逆のような題材が多いようだ。
今まで読んだ本では、ヤクザの抗争などはなかったように思う。


未だまだ志水さんの作品を読み続けそうだ。