他人へ仕事を依頼する場合の説明方法

他人へ物事を説明するために


仕事をしていると、他人へ仕事を依頼したり、指示したりすることが良く起こる。


依頼と違うことを相手がしてしまったり、
結果が目的と違うことになってしまう場合がよくある。


自分の思い,現在の悩み,作業などだけを,
いきなり話し始める人が多く、
成果が依頼者の思いと全く違うものになってしまっている場合が多い。


こういう人の話を聞いていると,何が何だか判らない、
単にやって欲しい部分だけを説明されるので、
本当の問題が判らないことが多い。


最後の結論に行き着いて,初めて何をして欲しいのかが判る場合もある。
判れば良いが,何をして欲しいのか判らない説明もある。


何を要求しているか判らない場合には、
面倒なので単純に言われたことだけを実施してしまう。
そして結果は悲惨で、やっても意味のない場合もある。
やり直しになったり、
期日に間に合わず、無駄な労働をする場合もある。



問題解決を他人に依頼する場合の説明方法


説明は,以下の順番で説明すると良さそう。
問題を他人に説明する場合を例に,以下に手順。


1.解決したい問題自身を説明する
2.問題と指摘される,もしく解決しないといけない理由,経緯を説明する
3.問題点だけでなく全体像,処理の流れなどから,問題のポイントの位置付けを明確にする。
4.良い点,悪い点なども列挙する
5.解決案もしくは今後の対応,依頼内容などを説明する。
6.期日、成果の形、成果のイメージを説明する。
  自分で成果物のイメージがない場合は、他人に依頼すべきではない。
7.最後に依頼した内容の相手の理解を確認する。


この文章は数年前に書いた文章で、
どうも他人から仕事を依頼されたが、
何をすべきなのかが全く判らなかったときに書いたようだ。
2009年2月に何があったかな?


・作成:2009/2/13 更新:2011/5/6、2012/3/23 QuietWriteから移動、修正