ミステリー系ベストセラーは面白い  行きずりの街

◎ 行きずりの街 (新潮文庫) 志水 辰夫


先日ブックオフで105円で購入。
著者の志水 辰夫の名前は良く見かけていたが、初めて読んだ。
引きずり込まれるように読んでしまった。
設定も面白いし、ハードボイルドという話の進め方ではないが、
謎解き、ハードボイルド的な面白さと、最後に純愛風な話も盛り込まれている。


巻末の解説を読んで、
1991年度の日本ミステリー・ベスト1に選ばれた作品で、
平成2年の作品なので18年も前の作品だと知った。
以前から偶然に読んではまってしまったハードボイルド、ミステリー系の作家も
殆どがその系統の賞を受賞している人ばかりだった。
直木賞とか芥川賞の受賞作品を面白いとは思わないが、
ミステリー系などは良いようだ。


次も志水 辰夫の作品を読み始めそうだ。