2008-12-13から1日間の記事一覧

変な設定で面白い 子宮の記憶

数ヶ月前に、はまって読んでいた藤田さんの本。 以前読んでいたのは中高年の艶物だったが、これはミステリー的? ◎ 子宮の記憶 (講談社文庫) 藤田 宜永 設定が面白い。 生後直後に自分を誘拐した女性を探し、この人としばらく暮らす話。 探し出すところがミ…

ミステリー系ベストセラーは面白い  行きずりの街

◎ 行きずりの街 (新潮文庫) 志水 辰夫 先日ブックオフで105円で購入。 著者の志水 辰夫の名前は良く見かけていたが、初めて読んだ。 引きずり込まれるように読んでしまった。 設定も面白いし、ハードボイルドという話の進め方ではないが、 謎解き、ハードボ…

今の東京がアバンギャルド音楽では一番では

新川の七針は、本当に地下倉庫を改装したような会場だった。 新川も変わったが、このビルは昔からあったビルのようだ。 茅場町の地下鉄から7,8分だが、 新川辺りを知らない人は、地図をチェックしないと行き着けないだろう。 104-0033 東京都 中央区 新川 2-…

Christian Marclayを思い出させるコンピュータミュージック Carl Stone & 康勝栄

Carl Stone 、康勝栄 Solos and a Duo @ 七針 始めは康勝栄のギターソロ。 リズミックでもなく、音数も少ない、単音でのインプロバイズト・ミュージック。 昔のユージン・チャドボーン (EUGENE CHADBOURNE)やデレク・ベイリー(Derek Bailey)に似た演奏方法の…