潜在意識で自分を変える 自己催眠トレーニング

◎  自己催眠トレーニング (成美文庫) 松岡 圭祐


マーフィーの法則とかナポレオン・ヒルの本、神田昌典さんの本を読んでいて、
自分の能力を高めるためには、潜在意識を利用する方法が一番なのだろうと思っている。


潜在意識から自己暗示と思って検索していくと、
この本の自己催眠に行き当った。


本書でも言っているように、”催眠”という呼び方が少々いかがわしく感じられる。
自己暗示と言った方が言い当てていると思う。


本の前半は、能力開発として
”禁煙に効く自己暗示”、”ゴルフが上手くなる”など18個の
具体的自己暗示の方法が書かれている。


7章からは”自律訓練法”の話にうつる。
この部分が本当に言いたいことのようだ。
この方法が潜在意識を使った自己能力開発法のようだ。


自律訓練法で検索すると、幾つものサイトが方法を紹介している。
心理学の1つの分野として認められている自己暗示の方法。


自律訓練法は、
・リラックスした状態で
1.重感覚暗示
2.温感覚暗示
3.心拍調整暗示
4.呼吸調整暗示
5.内臓調整暗示
6.額部涼感覚暗示
の順で自分をトランス状態にして、
次に希望する能力になるように自己暗示をかける。


風呂、寝る前などに、この方法を使うが、
右手、左手が重くなるという重感覚の暗示もかけられない。
セミナーにでも行かないと、この方法は習得できなのか???



著者の松岡 圭祐という名前はよく見かけるよなと思ったら、
書店でよく見かける”千里眼”という小説(?)を書いている人だ。


松岡圭祐 - Wikipediaによると、
作家、元TVタレント、元臨床心理士と多彩な経歴。
やはり催眠という小説で作家デビューだそうだ。


参考:松岡 圭祐さんの書籍