本音の生き方 もっと自由に働きたい
◎ もっと自由に働きたい
家入一真というネットでの起業家の
人生論というのか、自身の本音の生き方。
著者はpaperboy&co.創業者だそうで、
なんとなく以前から名前は聞いたことがあった。
中学で引きこもりになり、
その後就職もしたが会社勤めが合わず、
いろいろなビジネスアイデアで起業を繰り返した。
嫌になると辞めてしまい、それでもアイデアを思いつくと
起業を繰り返して、成功
ということのようだ。
プレッシャーや責任に押しつぶされて心をすり減らし、動けなってしまうくらいなら、現状を嘆いても何もしないくらいなら、全速力で逃げてしまえ。
逃げることは実は、自分の行きたい方向に進む第一歩だから。
64ページ
確かになと思う。
何もできない、しないならば、
別のことをはじめるべきだろうな。
自分の弱さや矛盾を、認め、許し、受け入れる。
65ページ
単に何でも逃げろと言っている訳ではない。
66ページ
似月準備として、僕はやりたいこと、やるべきこと、やりたくないことの3つの軸で考えた。僕の場合は、
やりたいこと=家族と一緒にいる
やるべきこと=家族を食べさせるための最低限のお金を稼ぐ、
やりたくないこと=会社に勤める
単に逃げるだけでなく、目標、最低限のやるべきことを決めている。
これが良いと思う。
68ページ
今、目の前に漠然とでも「やってみたいこと」があるのなら、今すぐに動き出すことをおすすめする。どんなにささやかなことでも、逆に大きすぎて実現が難しいことでも、「やりたかった」で終わらせることほど、もったないことはない。
個々の事情はあるとは思うけれど、必要以上に身構えてできない理由を自分で作ってしまってはないだろうか。なぜできないのか、できないならどうするのか。
自分でも3年も就職活動を続けている甥っ子がいて、
何とか助言できないのかと思っている。
この本を読ませるかとも思ったが・・・・・
家入さんは、強い人のようで、
弱い人へは、これだけでは上手くいかないだろうな。
73ページ
とことん素直に、自分の人間臭さも弱さも、全部、さらけ出せ。
87ページ
僕のビジネスの基本はいたってシンプル。小さく、素早く立ち上げて、その都度軌道修正していく。ただそれだけだ。
小さく-- 一人で立ち上げて一人でやめるくらいの規模がちょうどいい。
素早く-- とにかくスピード勝負。3ヶ月を目安に形にする。
軌道修正-- 常にやりながら考えて、やりながら力もつける。
88ページ
常識だからといって、自分に必要ない力を身につけなくてもいい。まずは、やってみることだ。必要なものは後からついてくる。
93ページ
理念がないわけではないけれど、言葉だけで行動が伴わないのはかっこ悪いし、信用されない。
確かなんだけれども、
理念とか構想とか目標があるのであれば、
一緒にやっている人には説明すべきだと思うが。
まずは、小さく一歩を踏み出せ。
98ページ
ビジネスを立ち上げて、動かす上で何が必要なのか?
僕の3種の神器は、熱意、フォロワー、仲間だ。
101ページ
誰が、どんな想いで、何を実現しようとしているのか、ストーリーを見せろ。
やはり、先ほどの理念とは、目標とか構想とは違うようだ。
102ページ
ファンをつくるためには、そこにあるストーリーを伝えることが大事だ。
107ページ
自分にできないことは、素直に人に頼れ。
108ページ
人に受け入れられるものを開発する、一番シンプルでわかりやすい方法は、自分が欲しいけどまだないものを見つけて、形にすることだ。
これは私の考えとあっている。
自分で欲しいなと思うサービス、機能が
ビジネスチャンスの目だと思っている。
114ページ
アイデアは積極的に人に話す
これは普通の人には思いつかない、できないと思う。
ビジネスアイデアは差別化が考えられるまでは、
他人には明かせないと思っている。
129ページ
どの業態も最初に心がけることは同じだと思う。リスクを最小限にすることを考えて、とにかくイニシャルコストを抑え、スピード優先で立ち上げる。軌道修正はその後に随時行い、ランニングコストも抑え、いつでも撤退できるようにしておく。これだけ守れれば、どの業態でも資本金が少なくても、起業は可能だ。一人で立ち上げて、上手くいかなかったら一人でやめる。それができるなら、なんのリスクもない。
ひとつの生き方、考え方として
起業を考えている人だけでなく、
多くの人に参考になる考え方だと思う。