書籍

コミュニケーションの技術 五感で磨くコミュニケーション

○ 五感で磨くコミュニケーション (日経文庫) 著者の平本 相武さんのフセンで考えるとうまくいく:頭と心が忙しい人のための自分整理術22を読み、考えのまとめ方/方法論が素晴らしく、 著者の考え方などを知りたくて、図書館で借りて読んだ。 コミュニケーショ…

予想外に投資術の本 年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち

◎ 年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち (中経出版) この本もどこかのブログで見て、図書館で借りて読んだ。 税金などの関係で、 年収300万の方が実質収入が多くなる的な話かと思っていた。 全く違っていて、1000万と300万は高収入と低収入の比喩で、…

いろいろと参考になる PMBOK第5版の基本

○ 図解入門 よくわかる最新PMBOK第5版の基本 (How‐nual Visual Guide Book) PMOとしてサポートしているプロジェクトでWBS作成をサポート。 これが結構使えるなと思い、 PMBOKではWBSをどう説明しているのか知りたくて、図書館で借りた本。 WBS自身の説明は期…

将来を考えている若い人もいるようで安心 「1984 フクシマに生まれて」

◎ 1984 フクシマに生まれて (講談社文庫) この本も、誰かのブログで紹介されていたので、図書館で借りて読んだ。 著者のお二人を全く知らなかったが、 著名のように、1984年に福島県で生まれたお二人。 丁度今年30歳になる、若い方。 このお二人を、全く知ら…

ハードボイルドさが面白い もくら

◎ もぐら (中公文庫) この作者 矢月秀作さん、その作品を全く知らなかった。 ブックオフの108円本で見つけて読んだ。 ハードボイルドだか推理小説だかと思って、読み始め。 出始めは少々荒い書き方の感じでだったが、 読み進むと面白くなってくる。 主人公が…

アナザーフェイス2

○ 敗者の嘘 アナザーフェイス2: 2 アナザーフェイス2巻目。 1作目が面白かったので、2作目も購入して読んだ。 全5作。 期待して読み始め、 少々本当と思うような部分もあるが、快適な面白さで読み進む。 しかし終盤の結論が急展開で、 何となくすっきりしな…

家庭をかえりみないサラリーマンの行方 孤舟

△ 孤舟 渡辺淳一さんの作品ということで、 また定年後の色っぽい話かと思って読み始めてが、少々違っていた。 主人公は、一流広告代理店で常務執行役員だったサラリーマンが60歳で定年退職し、 趣味もなく、やることもなく、友人もなく、 家庭でサラリーマン…

ドロシー・ユーナックの自伝的小説 ニューヨーク女刑事

○ ニューヨーク女刑事 ドロシー・ユーナックは1930年生まれなので、 1950年代のニューヨークの警察の様子だろう。 自身の警察へ入る時から数年の若手刑事の時代までの 刑事、女性刑事、事件、警察などの様子。 二度殺された女を読み、自伝的な小説ということ…

面白いニューヨークの女性警官小説 二度殺された女

◎ 二度殺された女 / ドロシー・ユーナック著 ブックオフの105円本で題名に魅かれて購入した本。 女性刑事ミランダ・トレスが殺人事件の真相を追求していき、 組織的な裏社会にぶち当たる。 その不屈の闘志、謎を解き明かしていく過程、説明が面白い。 著者の…

福島原発の事故状況の詳細な記録 カウントダウン・メルトダウン(上)

◎ カウントダウン・メルトダウン(上) 上下巻に分かれて、上巻でも477ページ。 地震が始まってから、福島原発での電源喪失、 その後の水素爆発、注水作業、 その作業のために注水車などを探し回って右往左往する政府、 政府の依頼への官僚的な回答の各官庁…

ジャズ入門として最適 ラズウェル細木のマンガはじめてのジャズ教室

◎ ラズウェル細木のマンガはじめてのジャズ教室 これだけは知っておきたいジャズの知識 この人がジャズ批評家何かにかなり前から漫画でジャズの話を連載しているのは知っていた。 今回書名も面白かったので購入。 目次も初心者向け入門書としてよさそう。 第…

自然の素晴らしさを実感 田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」

◎ 田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」 誰かのブログで紹介されていて読んだ。 この本も素晴らしい本。 著者はハンガリーで自然の素晴らしさを感じ、 卒業後、就職した会社での偽装販売などが嫌で退社。 その後、パン屋になる。 東日本大地震、福島原発問題…

魔女の盟約 スピード感、展開の面白さ、意外性などハードボイルドとして申し分なし

◎ 魔女の盟約 前作 魔女の笑窪 の引き続きで読んだ。 前作は終わりがあっけなかったので、次作であるこの本は余り期待していなかった。 前作も中盤から後半になって面白く盛り上がったのに、 最後がなんだと思った終わり方だった。 しかし、この作品は素晴ら…

石油資源の実状 世界を動かす石油戦略

◎ 世界を動かす石油戦略 (ちくま新書) 資源としての石油状況、石油マーケット、流通などは、 一般に思われている状況とは全く違うことが判った。 1970年代の石油危機以降、石油は世界経済のキー要素だと思っていた。 これは国際政治の世界でも同じようで、政…

奇想天外な話も面白い 魔女の笑窪

◎ 魔女の笑窪 (文春文庫) 久々に大沢在昌作品を読んだ。 全く知らなかった本。 地獄島という警察権力も暴力団の力も及ばない売春島から逃れてきた女性が主人公。 島から脱出後、裏社会のコンサルタントという仕事で成功している女性。 初めは、バラバラの連…

やはりA6ノートが良い

◎ 情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」 (Nanaブックス) ◎ 100円ノート「超」メモ術―目から鱗が落ちる! もう何年も、上着の左内ポケットにA6ノートをいれて、メモ帳として使っている。 外出中などの折に、メモとかアイ…

現実から逃亡したい人への参考書 完全履歴消去マニュアル

◎ 完全履歴消去マニュアル 書名に魅かれて読んだ。 セキュリティの参考になるかと思って読み始めた。 アメリカではいろいろな理由で姿をくらましたい人が多いようだ。 アメリカの話なので完全に参考になる訳ではないが、 逃亡したい人、ストーカー対策、個人…

イランの歴史と今後のイランとアメリカの啓示 イランとアメリカ 歴史から読む「愛と憎しみ」の構図

◎ イランとアメリカ 歴史から読む「愛と憎しみ」の構図 (朝日新書) 著者の高橋和夫さんの放送大学の授業を聞いて、 高橋さんの著作を読みたくて、最新作のこの本を選んだ。 以前読んだ放送大学の教科書、現代の国際政治 (放送大学教材) は割とゆっくりとした…

IBMの息子―トーマス・J.ワトソン・ジュニア自伝

◎ IBMの息子―トーマス・J.ワトソン・ジュニア自伝〈上巻〉 IBMやGEなど米国の歴史のある企業では、 社内の仕組みなどで、人材育成、企業としての浄化作用、変化への対応力などがあるなと思っていた。 それが何なのかと以前から考えていて、この本をやっと読…

セキュリティ対策の教科書だな 欺術

◎ 欺術(ぎじゅつ)―史上最強のハッカーが明かす禁断の技法 数ヶ月前に読んで、そのうちに修正とメモを書いておいたが、 面倒なので、そのまま、書き出し。 この本のことは知っていたが、今まで読んだことがない。 絶版なので、図書館に予約して、可也待たさ…

ハッキング事件事例で説明するセキュリティ問題と対策 ハッカーズ

○ ハッカーズ その侵入の手口 奴らは常識の斜め上を行く ケビン・ミトニックの二作目の著作。 と言っても、2005年の出版で、今更読んだ。 2003年の前作 欺術(ぎじゅつ)―史上最強のハッカーが明かす禁断の技法 が ソーシャルエンジニアリング中心の事例、対…

ジャコの演奏方法などが判り易い ジャコ・パストリアス魂の言葉

◎ ワード・オブ・マウス ジャコ・パストリアス魂の言葉 (BASS MAGAZINE) 2010年に出版された本だが、全く知らなかった。 著者は元スイングジャーナルでAdlibの編集者でジャコの大ファン。 現在もアメリカのジャコの旧友と共に、未発表録音を発掘中とのこと。…

世界情勢から時代の流れを知る 現代の国際政治

◎ 現代の国際政治 (放送大学教材) 放送大学のテレビ放送で、著者の高橋和夫さんの講義を聞き、感銘。 教材であるこの本を購入。 テレビでの講義より、情報が満載。 気になる部分をマークし、読み直すこともできる。 3,465円と少々高いのが気になるが、価格に…

第二次大戦開戦直前のヨーロッパでの様子が想像できる 遠ざかる祖国

◎ 遠ざかる祖国(上) 遠ざかる祖国(下) 偶然ブックオフで購入した。 スパイ疑惑のスペイン在住の日系一世のペルー人宝石商が主人公。 スペイン、ドイツ、イギリスの日本公使館、スパイたちの模様を交えて、 第二次大戦の開戦までの話。 暗号が解読されていた…

情報の判断方法を教えてくれる本 ジョージ・フリードマンの新・世界戦争論

◎ 新・世界戦争論―アメリカは、なぜ戦うのか 放送大学のテレビ放映で、高橋和夫さんの現代の国際政治を見たことで、 地政学に再度興味を覚えた。 以前読んだ、ジョージ・フリードマンの100年予測―世界最強のインテリジェンス企業が示す未来覇権地図から、 ジ…

垣根涼介作品としては結構心理的な 月は怒らない

◎ 月は怒らない 久々に垣根涼介さんの作品を読んだ。 地味だが魅力的な女性を巡る3人の男性の話。 中盤までは、女性とそれぞれの男性の関係を淡々と綴っていく。 少々飽きて、読むのを止めようかと思った。 中盤から、女性が一人の男性との付合いに絞ろうと…

簡単そうだが、言葉を選ぶのは難しい 話し方! こう変えればうまくいく

◎ 話し方! こう変えればうまくいく パワートーク36の技術 この本も、どこかのブログで紹介されていて、 興味があって読んだ。 7章に分けて、36の話し方を説明。 それぞれの終わりに、同じ話し方の悪い例、良い例が列挙されている。 それぞれの説明は判り易い…

ベトナムの町と小船での航海などの描写が凄い 黄金の島

◎ 黄金の島(上) 黄金の島(下) やくざが兄貴分に利用されて、タイに追いやられ、 そこでも狙われたのでベトナムへ逃げる。 ベトナムで貧困にあえぎ、日本へ渡ることを夢見る若者たちと 漁船で日本まで密航する話。 ベトナムの街の様子、人の暮らし、 荒波の中…

江戸時代の裏社会を綺麗に描く 闇の狩人

◎ 闇の狩人〈上〉 闇の狩人 (下巻) これもBookoffの105円本。 池波正太郎作品には、江戸時代の生活、暮らしなどを知るには非常に面白い著作が多い。 この本は、お家騒動で同僚に殺されかけて記憶喪失になる剣豪を助けた盗賊、香具師、 それぞれの仲間争いな…

本音の生き方  もっと自由に働きたい

◎ もっと自由に働きたい 家入一真というネットでの起業家の 人生論というのか、自身の本音の生き方。 著者はpaperboy&co.創業者だそうで、 なんとなく以前から名前は聞いたことがあった。 中学で引きこもりになり、 その後就職もしたが会社勤めが合わず、 い…